日付:2013/11/01  カテゴリ[事故・違反]  閲覧数[1793]

看護師不足隠し虚偽報告 静岡アブレイズ4事業所の介護報酬を半減処分

静岡県健康福祉部は28日、株式会社アブレイズ(大淵裕昭社長、静岡市清水区蒲原4丁目6-10)が富士市厚原地域で運営する通所施設「訪問看護リハビリステーションあつはら」「リハビリデイサービスセンター富士」など4事業所において、介護報酬約400万円の不正受給があったことを明らかにした。

県では12月1日からの6ヵ月間、アプレイズ社の介護報酬請求額を半分に制限する行政処分をくだした。

県によると、同センターなどは虚偽の勤務表を提出。常勤の看護職員が不足しているのに、基準を満たしていると虚偽報告し、実際に勤務していない管理者や看護職員が働いていたように装っていたとされる。

今年5月の情報提供を受けた県が調査に入ったところ、事業所側が不正を認めた。県では今後、報酬を支払ってきた富士市など保険者に対して、課徴金160万円を加えてアプレイズ社側に返還請求するよう要請していく。

「あつはら」「富士」などのアブレイズ社運営の介護事業所は同じ富士市内の敷地内にある。そのうち「あつはら」は2012年3月から2013年5月まで、基準人数を満たす常勤看護職員を配置できなかったが、県監査に対して虚偽の勤務報告をしていた。また「富士」では2013年3月から5月にかけて、常勤の看護職員が毎日1人勤務する必要があるにも関わらず、実際には勤務の実態がなかった。そこで本来なら3割減とすべきところを減額せず請求し、約400万円を不正に受給していた。

なお県の処分をうけてアブレイズ社の大淵社長は「すでに人員違反の状態は解消されており、これからは適正に業務対応していきたい」などと釈明しているという。

(ASTRA医療福祉研究グループ)


この記事に関するコメントを見る、書く