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日付:2013/11/05  カテゴリ[事故・違反]  閲覧数[752]

【結核感染】滋賀医大病院の看護師が発症、伊東・鳴門の開業医も

滋賀医科大学医学部附属病院(大津市)は先月22日、新生児回復期治療室と小児科外来に勤務する30代の女性看護師1名が、結核を発症したまま業務を続けていたことがわかった。いまのところ患者や職員への集団感染は確認されていない。

同病院は大津市保健所と協議しつつ、今年8~10月にこの看護師と接触した可能性のある患者や家族約700人に対し、検診を受けるよう求める文書を送った。病院職員や外部スタッフ約140人にも検診を実施したという。

看護師は8月下旬から咳が続き、8~9月に呼吸器系の専門病院を受診したが異常は見つからなかったという。しかし先月11日の検診で結核にかかっているこ とが判明。この間ほかの病院を3回受診しレントゲンも受けたが、結核と分からなかったという。10月14日から入院治療中。

このほか、今月になって全国医療福祉機関の医療看護介護スタッフにおける結核感染事例が続出している。徳島県鳴門市撫養町弁財天の浜中内科医院の濵中正明 院長が結核を発症。同医師は今月上旬に受けた定期検診で肺に影が見つかり、21日の精密検診で結核と確認された。現在は感染症指定医療機関に入院中。徳島 県ではほかの人に感染した可能性は低いとみるが、徳島保健所では、濵中医師が診察した患者・スタッフなど接触者のリストを早急に作って、健康診断を実施す ることにしている。

また静岡県伊東市で診療所を開業する50代男性医師も先月2日に肺結核と診断されていた。8月から咳が続いたがマスクを着けず、9月25日まで計635人 を診察し、診療所スタッフら23人と接触。同医師は9月25日、センター当直後に咳が悪化し発熱。翌26日にレントゲンを受け、左肺に病変が見られたため 診療所を休診。たんから結核菌が見つかり、先月2日から結核専門病院に入院し、今後約2ヵ月の入院が必要という。この開業医の受診者には観光客もいたとみ られ、住所地は静岡県を含め少なくとも10都道県にまたがる。

(ASTRA医療福祉研究グループ)


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