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日付:2013/11/29  カテゴリ[ちょっと休憩]  閲覧数[957]

30~40歳代のミドル男性の不快なニオイの原因成分を解明 マンダム

株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延)は、30~40歳代のミドル男性における不快な脂っぽいニオイ「ミドル脂臭」の原因成分が、頭部とその周辺から発生する「ジアセチル」であることを、独自の解析手法により世界で初めて明らかにした。

ジアセチルは、表皮ブドウ球菌などの皮膚常在細菌が汗に含まれる「乳酸」を代謝することで発生することを解明するとともに、数種のフラボノイド含有植物エキスが、皮膚常在細菌の「乳酸代謝」を阻害し、ジアセチルの発生を効果的に抑制することを見出した。この「ミドル脂臭抑制技術」は、近く、ミドル男性向けのデオドラント剤などに応用される予定だという。

近年、気候の温暖化や節電などの影響により日常的に汗をかく機会が増え、生活者の体臭に対する意識が年々高まるとともに、「スメハラ(スメル・ハラスメント)」という言葉が発生するなど、体臭が個人の悩みや問題だけではなく生活者のQOL(quality of life)を損なう社会的な問題にまで発展しているという。

(1)生活者が感じているミドル男性の体臭
マンダムが一般生活者の男女を対象に実施した、「男性の体臭に関する意識調査」において、約半数の生活者が、30~40歳代男性に体臭の変化を感じていた。これまで、一般に知られる加齢臭成分「2-ノネナール」の発生が顕在化するのは50歳代以降である事が知られており、一般生活者の認識とはギャップがあることが分かった。同調査において、「男性の体臭の変化を感じる部位」を調査した結果、頭部とその周辺で体臭の変化を感じる生活者が多く、特に女性において顕著だった。

(2)ミドル男性特有の「脂(アブラ)臭」と、その原因成分「ジアセチル」
臭気判定士を含む嗅覚専門パネルにより、実際に40~50歳代男性の各部位のニオイ強度を嗅覚測定した結果、頭部のニオイが最も強く、一方、加齢臭の発生源と言われていた「耳の裏」のニオイは弱い事が明らかとなった。次に、40~50歳代男性の頭部のニオイ特性(ニオイの質)を、20歳代男性と比較した結果、40~50歳代男性の頭部及び枕は、20歳代男性に比べて強い「脂(アブラ)様のニオイ」を有していた。
この「脂(アブラ)臭」の原因成分を探索する為、40~50歳代男性の頭部や枕からニオイ成分を抽出し、解析した結果、その原因成分が「ジアセチル(diacetyl)」であることを特定した。ジアセチルは40歳を中心に発生量が多く、20~40歳間では年齢とともに増加する傾向にあった。この増加傾向は、生活者が体臭の変化を認識する年代と一致し、頭部で増加する「ジアセチル」が、ミドル男性特有の体臭の原因成分である事を裏付ける結果となった。

(3)フラボノイド含有植物エキスが「ジアセチル」の発生を抑制

マンダムは、この「ジアセチルに起因するミドル男性特有の脂(アブラ)臭」を「ミドル脂臭(みどるししゅう)」と名付けるとともに、ミドル男性の主要な体臭と位置づけ、その原因成分ジアセチルを抑制する技術の開発に取り組んだ。
その結果、ヒト皮膚上の主要細菌であるStaphylococcus属細菌(表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌)が汗中の乳酸を取り込んで代謝し、ジアセチルが産生される事が明らかとなった。さらに、ミドル脂臭の原因となるジアセチルを効果的に抑制する素材の探索を目的として、102種類の植物エキスのジアセチル抑制効果を評価した結果、カンゾウ、ケイヒなど、フラボノイドを含有する数種の植物エキスが、皮膚常在菌によるジアセチル産生を効果的に抑制する事を見出した。


株式会社マンダム


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