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日付:2013/12/11  カテゴリ[事故・違反]  閲覧数[1352]

レーシック手術を安易に受けず説明を十分受けるよう呼びかけ

レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!(12/4)《消費者庁、国民生活センター》

■資料PDFダウンロードはこちらから■
レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!

今回のポイント
●消費者庁と国民生活センターが、レーシック手術の危害情報とアンケート調査結果を公表し啓発
○事故情報データバンクに危害情報が平成21年度以降80件登録、重大事故事案は7件、平成25年度は受付件数が急増
○アンケート調査では、回答者の2割は希望した視力を得られていなく、5.0%は「矯正されすぎた」と回答
○手術後の不具合は多い順に「光がにじんだりギラギラする」「ドライアイが続く」「暗いところで見えにくい」
○(1)リスクの認識(2)医療機関でしっかりとした説明を受ける(3)インターネット上の情報を吟味(4)レーシック手術が本当に必要か慎重な検討―等が重要

消費者庁と国民生活センターは12月4日に、レーシック手術を安易に受けずリスク説明を十分受けるよう情報提供を通じて呼びかけている。

情報提供ではレーシック手術の危害情報とアンケート調査結果を明らかにし、希望した視力を得られないうえに、重大な事故が発生するケースもあると指摘して、消費者が十分な情報を得て手術が必要かを検討する必要性を強調している。

レーシック手術とは、眼鏡やコンタクトレンズを使わず、レーザーで角膜の中を削り手術的に近視や乱視を矯正する方法。

消費者庁や国民生活センターによると、事故情報データバンクにレーシック手術の危害情報が平成21年度以降80件登録されているという。このうち、消費者安全法の重大事故等として公表した事案は7件。また平成25年度は受付件数が急増している。

具体的な自覚症状の内容としては、過矯正による遠視が最も多く、ほかに乱視、光をまぶしく感じる、ドライアイ、目の痛み、見え方に起因する体調不良などが報告されている。

また、資料では消費者庁が行ったレーシック手術経験者対象のアンケート調査の結果が示されている。それによると、レーシック手術後に「希望した視力になった」は74.3%(446人)で、一方回答者の2割は希望した視力を得られてなく、5.0%(30人)は「矯正されすぎた」と回答している。

また手術後に視力以外の症状や不具合が生じていると回答した人は43.2%(259人)にのぼり、症状や不具合の内容は多い順に「光がにじんだりギラギラする」「ドライアイが続く」「暗いところで見えにくい」となっている。

注目されるのは、「希望した視力になった」と回答した446人のうち33.2%(148人)が視力以外の不具合が生じている点だ。他の症状も特段生じていない人は49.7%(298人)だった。

手術前のリスク等の説明については、74.7%が「説明を受けて理解した」と答えたが、説明の内容を尋ねたところ、レーシック手術を受けられない人(角膜が薄い人や目に疾患がある等の場合)については、比較的多くの人が説明を受けていたが、手術後に起こり得る症状の「乱視」「長い間の痛み」「過矯正」等、十分に説明されていない恐れのある内容もあることが分かっている。

またアンケートでは、3人に1人が手術後一定期間に検査を受けておらず、4割弱の人は医療機関がインターネットで発信する情報を基に手術を受けたことが分析されている。

消費者庁や国民生活センターが、インターネット発信する医療機関の情報を確認したところ、消費者がサービスの質などについて誤解する情報が一部に掲載されていることが確認さており、国民生活センターでは次の点に注意するよう呼びかけている。
(1)リスクの認識
(2)医療機関でしっかりとした説明を受ける
(3)インターネット上の情報を吟味する
(4)レーシック手術が本当に必要か慎重に検討する

なお、資料ではレーシック手術について、リスクや過矯正について専門家からのアドバイスが掲載されている。

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