日付:2013/12/25  カテゴリ[政府・行政の動き]  閲覧数[2068]

糖尿病の「可能性・強い疑い」2050万人、平成9年以降初の減少

平成24年 国民健康・栄養調査の概要(12/19)《厚生労働省》

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平成24年「国民健康・栄養調査」の結果

今回のポイント
●厚生労働省が「平成24年国民健康・栄養調査」の概要を発表
○「糖尿病が強く疑われる者」のうち、現在治療を受けている者の割合は、男性65.9%、女性64.3%、男女とも増加
○運動習慣のある者は男性36.1%、女性28.2%で、男性の30~40歳代では2割程度、女性の20~30歳代で15%を下回る
○「睡眠で十分に休養がとれていない」者の割合は14.9%と平成21年に比べ減少

厚生労働省は12月19日に、平成24年国民健康・栄養調査の概要を発表した。

この調査は、国民の身体の状況や栄養素等の摂取量、生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得るために行われているもの。

調査結果は、(1)糖尿病(2)肥満およびやせ(3)血圧(4)食生活(5)歩数・運動習慣(6)喫煙・飲酒(7)睡眠(8)健康づくり・社会参加(9)体格および生活習慣に関する都道府県の状況―などがまとめられている(p8~p22参照)。

(1)の糖尿病については、「糖尿病が強く疑われる者」は約950万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」は約1100万人で、両者を合わせると約2050万人となり平成9年以降初の減少に転じた。しかし、「糖尿病が強く疑われる者」のうち、現在治療を受けている者の割合は、男性65.9%、女性64.3%であり、男女とも増加している。結果からは予防・治療が効果を上げている可能性があると考えることができそうだ(p8~p10参照)。

(5)の運動習慣を見ると、運動習慣のある者は男性36.1%、女性28.2%であり、前年に比べ男女とも変わっていない。年齢階級別に見ると、男性の30~40歳代では2割程度にとどまり、女性の20~30歳代で15%を下回っている(p16参照)。

(7)の睡眠では、「ここ1ヵ月間、睡眠で十分に休養がとれていない」者の割合は14.9%と平成21年に比べ減少している。年齢階級別で見ると、睡眠で十分に休養がとれていない者の割合は、多い順に40歳代23.0%、30歳代21.6%、50歳代17.4%となっている(p19参照)。

(8)の健康づくり・社会参加については、この1年間に健康づくりに関係したボランティア活動を行った者の割合は27.7%に上り、年齢階級別にみると40歳代以上で約3割と参加した割合が多くなっている。また現在「働いているまたは何らかの地域活動を行っている60歳以上の高齢者」の割合は男性63.6%、女性55.2%だった(p21参照)。

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